「海洋プラスチックごみ問題の現状と取組みについて」
【2019年9月3日 小田原城北ロータリークラブ 卓話】
小田原城北ロータリークラブ(小林和彦2019-20年度会長)は、今年度取り組む社会奉仕活動「みんなでプラスチックゴミ・ゼロ運動」の一貫として、小田原市環境部管理監 福井和樹様に「海洋プラスチックごみの現状と取組みについて」という題材で卓話をしていただきました。福井様は、現在環境省から小田原市に出向なさっており、先般のG20大阪サミットにおいて、世界初となる世界共通のビジョンとなる「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の合意の取りまとめに大きく貢献なさりました。
「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」は、社会にとってのプラスチックの重要性な役割を認識しつつ、改善された廃棄物管理及び革新的な解決策によって、管理を誤ったプラスチックごみの流出を減らすことを含む、包括的なライフサイクルアプローチを通じて、2050年までに海洋プラスチックごみの追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指すものです。
福井様は長きに渡ってこの海洋プラスチックごみの問題に関わっておられ、その経験と汚染の写真、統計情報をもとに、様々な海洋汚染の実情を詳しく説明をいただき、さらにその影響度や今後の国内外の取り組みや、先のG20大阪サミットでの成果についてお話をいただきました。最後が私たち一人一人ができることについて
■不要なプラスチックは買わない、もらわない、使わない
■リデュース、リユース、リサイクルの3Rを行う
■街の美化活動に参加する
■海岸に漂着したごみを回収する(再漂着を防ぐ)
……まだまだできることはありそう
これは、当クラブが本年度進めている「みんなでプラスチックゴミ・ゼロ運動」の運動趣旨と合致することです。
福井様より同じような取り組みの参考事例の掲載サイトとして、「プラスチック・スマート」キャンペーンサイトをご紹介頂きました。
例会後、今後の当クラブの取り組みにもご協力をいただけるようお願いをし、快諾をいただきました。