本日はございません。

　皆さん、こんにちは。関東地方では観測史上最も早く、６月に梅雨が明け、暑い日が続いておりますが、西日本では先週、記録的大雨により甚大な被害を被りました。

これにより亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

　さて、先週は年初例会、そしてクラブ協議会に多くの会員の皆様にご出席頂きありがとうございました。おかげさまで、今年度の順調なスタートが切れたと思います。

　また、今年から例会場が１階に戻り、卸売団地のご厚意、そして本日会場を設営していただいた会場監督の皆様には感謝申し上げます。

　何故、ロータリー年度が７月からなのか、先週お話しさせて頂きましたが、７月１日はロータリー米山記念奨学会が、財団として設立された日でもあります。５１年前、１９６７年に当時の文部省の認可を得ました。

　また、今年は米山梅吉の生誕１５０周年でもあります。米山梅吉と云えば、実業家として成功を収め、人生の後半は奉仕活動を果敢に実行したことで有名です。

　その中に、東京ロータリークラブの創立、小学校の建設、郷里長泉村での図書館の寄贈など多くの功績がありますが、医療・福祉関係ではハンセン病、癌、結核等への助成があります。ハンセン病については、米山は昭和１５年から１７年にかけて、青森から沖縄まで当時の療養所をすべて訪れて、自ら調達した見舞品を持って行ったと云われています。また、癌も同様、ベルギーから１００万円でラジウムを買い付けて、関係団体に寄付をしています。結核については、当時の最大の伝染病で、やはり殆どの結核療養所を訪問したり、結核の治療薬セファランチンの研究にと、結核予防会へ多額の寄附を行っています。

　この外、当時設立の機運が起こってきた国民健康保険制度についても、同類の組合を組織運営させ、法制化を促進するなどしました。

　現在、ＲＩではポリオ撲滅活動を行っていますが、８０年近く前に米山梅吉は「超我の奉仕」を実践していたことになります。今年のＲＩテーマは「インスピレーションになろう」ですが、米山梅吉自らの体験から生まれたこのインスピレーションが奉仕の原動力になったのではないでしょうか。以上、会長挨拶とさせていただきます。

柳井　渉さん（親睦・クラブ管理運営委員会）…本日ポストに入れさせてもらいました。納涼家族例会のご案内を入れさせていただきました。ロータリーファミリーの多数の参加をお願いします。

須藤　公司さん（ゴルフ同好会）…７月１５日(日)あっちこっち会でゴルフコンペを開催します。場所は湯本カントリーで集合時間は朝8時です。参加する方は遅れぬようにお願いします。